神童が紡ぎ出す極上の旋律

彼が幼い頃から、TVで見て憧れ、応援し、CDをかけては、いつか生で聴いてみたいと思っていた演奏。

Kitaraには、よく来てくれていたのですが、なかなかタイミングが合わず。
今回、地元に来て下さる機会に恵まれたので「これは絶対行くしかない！」と。

世界で活躍しているヴァイオリニストの五嶋龍さん。
神童は立派な青年に成長し、極上の旋律を紡ぎ出し、暖かな時間を過ごさせてくれました。

今まで聴いたヴァイオリンの中で最も柔らかい音で。
目を見張る速さの運指とボウイング。
あれこそ、超絶技巧というのでしょう。
鳥肌が立ちました。
綺麗なだけではない、深みのある音を奏でられる奏者が日本にいる。
素晴らしいですね。

「クロイツェル」から始まり約2時間の公演。
アンコールにもたくさん応えてくれ、ラストには「美しきロスマリン」を演奏してくれました。
また、聴きに行きたいです。


奏者は最高なのに、会場では残念なことが。
遅れてきた客が、演奏中、入り口付近に立つのはよくある事ですが。
その客、演奏中なのにガサガサ音は立てる、普通の音量で話すし笑うし。
客席の人達に振り返って見られても、全く止めない。
その人達は、1曲終ると最前列に座ってました。
こんなマナーの悪い人間が最前列!?
何しにきたの！？

いい大人が恥ずかしい…

ドレスアップしてこいとは言いませんが、演奏中静かにするという最低限のマナーは身に付けてから来て頂きたいものです。

あまりに酷かったので、アンケートに書いてきました。
改善されますように…