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日々TOKIOネタ、幕末ネタに走る傾向が…
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昨年夏から、多いなぁ…


ちょっと暗いお話なので、以下追記にします。
興味のある方、暗い話でも大丈夫な方のみお進み下さい。

この度の訃報は、前職場で組んだ事のある後輩スタッフの旦那さん…でした。

爽やかな好青年、という言葉がぴったりの旦那さんでした。
それはもう、人当たりもよく、真面目で仕事も何でもこなし、こういう若者こそ、今後の業界にはいて欲しい人材だよな…と思わせる人でした。
彼も、同業の方です。


彼が亡くなるまでの経緯を簡単に書かせていただくと…

今から5年くらい前の夏、彼が足首の痛みを感じ始めました。
軽い捻挫かな…くらいの気持ちだったのと、仕事が忙しく、休日も返上で仕事をしていた為、その頃は病院に行くこともしなかったのですが…。
1ヶ月後くらいから、踝の辺りが異様に腫れだしたのです。

しかし、彼の職場の先輩達は、彼が新人だから…若いから…という理由で、いいだけ仕事を彼に押し付けた為、彼はやはり病院に行く時間を取る事が出来ず。
病院に行きたい旨を伝えても、「お前が来なければ仕事を誰がやるんだ。」とのさばるばかりで、誰も「替わりにやっておいてあげる。」でも「1日くらい何とかなるから行っておいで。」でもなく。
結局、彼は歩行が苦痛になるほどの痛みに耐え、約半年が経過しました。
やっとの思いで、冬の休業期間中に診察を受けに行くものの、地元の病院では前例のない症状で、札幌まで検査に行くことに。

そこで検査を受けた結果、発覚したのが…日本でもあまり知られていない、本当に僅少の確率でしか発症しない癌…だったのです。
転移を避ける為、彼は足を切断しましたが、発見が遅くなった為に、その時既に転移していたそうです。




命のリミットが見えている状態でも、後輩スタッフは彼と結婚しました。
それから数年、彼は現場復帰叶わず、リハビリをしながら食事療法について研究をはじめ、昨年には新聞にも取り上げられていました。


ところが、その間も病魔は刻一刻と、彼の体を蝕んでいた訳です。


後輩の献身的な看病も敵わず、20代の若さでこの世を去ってしまいました。
これから第一戦で活躍するであろう時期に。
それもこんな素晴らしい人間を…。
たられば、の話をしても時は戻らないのですが、痛みが酷くなりだした時にきちんと病院に行けたら、もしかしたら転移せず、今頃現場に復帰していたのではと思えてなりません。
同じ職場の人間たちの”楽したい”一心に、見殺しにされたと言っても過言ではないと思います。

世の中って理不尽だ、と感じながらも、やはり思うのは、人間として達観していたからこそ、この世で成す全てを終え、短い期間で人生をまっとうしていたのだろうか、ということです。

後輩も、この時期スポーツイベントを控えているだろうに、公私とも忙しくて参ってなければいいのですが…。


暗い話にお付き合い頂き、有難うございます。
彼の命もまた、仕事で関わった人達や、周りの人達に、命のリレーとして受け継がれていくのだと思います。
命を賭けて、メッセージを伝えて逝った彼は、まさに○○の鏡といえるのではないでしょうか。
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