曲がり角でバッタリ浅草歌舞伎

早朝、公演前にお土産を買うべく、人形町に寄ったのですが、お店は正月休みでした。
浅草に向かえば、物凄い人！
どうやら浅草寺の初詣に来た人達のようで、雷門の外にまで列が溢れてました。
思うように動けない…
今日は、仲見世通りでなんて、買い物できる状態ではありませんでした。
大晦日に行っといてよかった。
おそるべし江戸！

今日は初日ということで、公会堂の前で鏡開きがあったんですね。
見たかったな～。

公演１部のお年玉挨拶は、獅堂でした。
途中で緊張のあまり噛み、お知り合いのお客さんに励まされたり、立ち上がって花道で客席にインタビューしていたら、席を立って獅堂に寄ってくるおばちゃん。
コンサートなら間違いなく、係員に取り押さえられますが…
「袴の裾捲れてるよ！ちゃんとしなきゃ！」と直してくれるおばちゃん。
会場は大爆笑でした。

２部のお年玉挨拶は、何とラッキー！愛之助さんでした。
初日観れてよかった～(>▽<)
愛之助さんの趣味とか、東京でのお気に入りの場所を聞けましたvv


さてさて、公演で感激したのは亀治郎さんです。
昨年はお館様撮影中のため、不在だったのですが…
２年ぶりの亀治郎さんで、念願の女形を観ることができました。
七ちゃんの女形も、絶世の美女って感じで美しいのですが…
亀治郎さんは、動きも滑らかで、底知れぬ実力を感じました。
こりゃ、由宇姫に所作の助言もできますよ。
晴信だって、若き10代～40代まで、演じ分ける凄さ。
一体いくつの顔をお持ちなんでしょう。

見物だったのは、１部の「弁天娘女男白浪」の２幕「稲瀬川勢揃いの場」。
出演者のメインどころ５人が、名乗りを上げて追っ手を蹴散らす様が、格好いい！

また、２部の「与話情浮名横櫛」のラストは感動しました。
愛之助さんと七ちゃんの愛が、報われてよかったな～と。
またまた感性研かれましたよ。


今日最も感激した出来事がありました。
２部で、やや後方なのでオペラグラスを借りに行き、席へ戻ろうと、階段へ向かった時でした。
曲がり角から人が現れ、危ないぶつかる!?と、目の前の人を見たら！


ひょえ～っ！(@_@;)


かっ…勘三郎さんだぁ///

こんな間近（てか目の前だ）で拝見できるとは…こっ、光栄ですっ(>_<)
めちゃめちゃ動揺しまくってました(^^ゞ
何故か勘三郎さんとは、お客として来られている時に遭遇します。
終わりよければ、全てよし。
ありがとう浅草！ありがとう江戸！

明日の朝、蝦夷に逆戻りです。
寒いんだろうなぁ～。