自分を見つめ直す旅～長州藩1 日目

なんだかんだで半月が過ぎてしまいましたが…
旅を振り返って。

人間という生き物に少々(いやかなり？)思うところありき、になってきていたので、行くならこのタイミングかも…と決断した萩への旅。

山口宇部空港に着いたのは、最高気温に達する時刻を少し過ぎていたのですが…

東京が可愛く思える暑さでした。
レンタカーを借りた際、通行止めになっている道を確認。
運良く、私の行きたい方面は無事で、変に東へ迂回しなければ大丈夫とのことでした。
空港を出て直ぐの道でまず長州の洗礼を受けました。
車が1台しか通れない細い道。
しかも対向車が来たっ!!
縁石は高いし、樹木も生い茂って道にせりだしているし。
スリリングな気持ちで、まずは山陽小野田市方面へ。

分かりにくくて一度通り過ぎてしまったのですが、コロカスポンサー店「花の海」さんへ行ってきました。
車で行っているのをいいことに、あれやこれやと購入したら、袋が危険と思ったのか、箱に入れてくれました。
のんびりランチでもしたいところでしたが、次の目的地が閉館すると困るので、そのまま出発。

吉田方面へ走ること１５分くらいで、東行庵に到着。駐車場にて売店で「晋作餅」というのを発見したのですが。
「帰りに…」ととりあえず東行庵に足を踏み入れ、あちこち写真を撮っていたのですが。
はたと時計を見れば16時半を回っているではありませんか！
資料館が閉館してしまう！
あわてて入館し、時計とにらめっこしながら、時間の許す限り資料を熟読♪
東行の直筆の書はもちろん、おうのさんの愛用品や息子さんの品まで色々と貴重なものを見られました。

その後、小高い坂の上まで行き、墓前にも手を合わせて、引き返し。
さて、腹拵えに晋作餅…と思ったら、きっかり17時で売店が閉まってました。
がーん!!

お腹を空かせたまま萩へ向かう事に。
この日の夜は特に何もなかったので、焦らずゆったり走行。
と、大田にて奇兵隊の本陣跡地を偶然通過。
日も暮れかけていたので、帰る日に寄れたら、と場所だけ確認し、道の駅「萩往還」でちょっと休憩。
既に閉まっている資料館を、帰る日に寄る予定だったので、ぷらっと廻りを見てまわり、ホテルまでラストスパート。

レンタカーにしてよかった、としみじみ思う1日でした。

ホテルに着いて。
実に人情味溢れるところで、外観とは裏腹に内装は綺麗で。
フロントのおじさんが、とても気さくな方だったので、フロントを通過するたび人生についてお話をしてました。
萩の人情話はこれが序章。まだまだ旅は続くのでした。